ご自宅で動画を見ている時に止まったり、検索をしていてもなかなかページが開かないという経験はほとんどの方が経験したことがあると思います。

これは、かなりのストレスになると思います。

本日は、こんな時にこの現象を改善できる方法をいくつかご紹介いたします。

でも、その前にインターネットに関する基本的な知識について、少しお話をします。

この基本知識を正しく理解することによって、なぜ回線速度が落ちてしまうのかがよりわかりやすくなりますので、我慢してまずは読んで見てください。

インターネットの仕組み

私たちは、当たり前のようにインターネットを使っていますが、その仕組みを理解して使っている方は少ないと思います。

私たちがインターネットを使っている時、様々な情報交換が行われています。私たちが動画をYouTubeで見る時やYahoo!で何かを検索するときも、あなたは誰かと情報交換をしているのです。

ここでいう情報のことを「デジタルデータ」と言います。「デジタルデータ」とは「0」と「1」の数字で表現をされたデータのことを言います。私たちが普段見ている画像やホームページなども実は細かく分解すると「0」と「1」の数字で成り立っているのです。

あまりイメージがわかない人のために一つ例え話をすると、この「0」と「1」とは人間にとっての細胞と同じイメージです。私たちの体は、60兆個という膨大な数の細胞が繋がってできています。その細胞の種類や組み合わせによって様々な臓器ができます。しかし、普段は細胞を意識することなどはないと思います。

同じように私たちが普段見ている画像なども「0」と「1」の組み合わせの違いによって表現されており、それをパソコンやスマートフォンの画面を通して見ているのです。

つまり、私たちが遠く離れているところにある写真を一瞬で見ることができるのは、このデジタルデータをインターネットを介してやりとりしているからです。

「デジタルデータ」のやりとり

このデジタルデータは、どのようにやりとりされているのかを簡単に説明します。デジタルデータをやりとりする為には、あなたのパソコンとそのデジタルデータを持っているパソコンや保管されているサーバーを接続する必要があります。

接続距離が短ければ無線で接続することも可能ですが、接続距離が離れている場合には、有線での接続になります。この有線には何種類かあり、昔は電話線を使っていましたが、送れるデジタルデータの量に限界があるので、現在は光ファイバーを使ってデジタルデータをやりとりする方法が一般的になりました。

光ファイバーとは光信号を通すことができるケーブルです。光の速さは時速30万Km/s(1秒間で地球を7周半することができます)なので、たとえ地球の反対側にあるパソコンやサーバーのデータも1秒もかからずにあなたのところまで送ることができるのです。

しかし、光ファイバーの中は「光信号」しか通ることができませんので、デジタルデータを「光信号」へ変換しなければなりません。変換方法は以下農用に変換しています。

1=光を点灯する
0=光を消灯する

つまり、「1・0・0・1・1・0・1」というデジタルデータは「点灯・消灯・消灯・点灯・点灯・消灯・点灯」という形に変換されて光ファイバーケーブルの中を通り伝達されます。

そのために、光回線(光ファイバーを活用したインターネットサービス)を利用する場合には、必ず「ONU」という変換きを使用する必要があるのです。

ちなみに余談にはなりますが、ADSLやISDNなどの電話回線を利用しているインターネットの場合は、デジタルデータを以下のように変換しています。

1=高い音(「ピー」)
0=低い音(「ガー」)

つまり、「1・0・0・1・1・0・1」というデジタルデータは「ピー・ガー・ガー・ピー・ピー・ガー・ピー」という形に変換されて電話線の中を通り伝達されます。この音で表現されたデータのことを「アナログデータ」と言います。もちろんこの場合も変換機が必要になり、その変換機のことを「モデム」と言います。

・光ファイバーはどうやって自宅に繋いでいるの?
基本的に光ファイバーは全国の電柱に張り巡らされております。現在は、日本の約95%のエリアに引かれていますので、ほとんどのエリアで光回線を利用することができます。

そして現在、個人が光回線を利用する場合には、FTTH方式という方法で光回線を利用しています。

これは、Fiber to the Homeの略であり、皆さんのご自宅まで直接光ファイバーを引き込み利用する方式のことを言います。

これ以外の方法ではケーブルテレビ会社が提供しているインターネットサービスで利用されているHFC方式が有名です。これは「Hybrid fiber-coaxial」の略であり、途中までは光ファイバーなのですが、皆さんの自宅に引き込む時には、同軸ケーブル(テレビ線)を利用しています。この際に、ノードという変換器を通す必要があるのですが、その影響で回線速度が一気に落ちてしまいます。そのために、ケーブルテレビ会社のインターネットサービスは最速でも320Mbpsになってしまうのです。

では、話を戻しますが、FTTH方式では、1世帯に1本の光ファイバーを引き込んでいるように思われる方が多いかもしれませんが、実はそうではありません。

1本の光ファイバーは最大32世帯で共有しているのです。このように1本の光ファイバーを複数の世帯で共有する方法を「パッシブダブルスター方式」と言います。この反対に、1世帯のみで1本を利用する方法を「シングルスター方式」と言います。この方法は、基本的には法人にのみ適用されます。理由としては、月額の利用料金が「シングルスター方式」の場合には、一般世帯には高額すぎるというのが理由です。

ちなみに1本の光ファイバーを複数の世帯で共有するための分岐技術のことをPON(Passive Optical Network)と言います。このPON技術に関しては、後ほども少し詳しく説明いたしますので、ここでは名前だけ覚えていただければと思います。

では、最後に自宅まで引き込んだ光回線を自宅内でどのように使っているのかを説明します。

ルーターの仕組み

自宅内に引き込まれた光ファイバーは、先ほど説明した「ONU」に接続して初めてインターネットを使えるようになります。その後、自宅内で複数の電子機器でインターネットを利用したい場合には「ルーター」という機械が必要です。

ルーター(router)とは直訳すると「ルートを指示する者」です。ルーターには、光ファイバーを通ってきたデータをどのルートを通して伝達をするのかを判断し切り分ける機能を持っています。例えるのであれば、データの流れを整理し、インターネットへの接続が円滑になるように交通整理をする人のような存在です。

そしてこのルーターには2種類あります。それが「有線ルーター」と「無線ルーター」です。

有線ルーターとは「ONU」と「電子機器」をLANケーブルで直接繋いで使用するタイプのルーターです。主には、デスクトップパソコンなどをインターネットに接続する際に使われます。

次に無線ルーターとは、スマートフォンやタブレットのようにLANケーブルを接続することのできない電子機器をインターネットへ接続するときに使用し、物理的な接続が必要ないタイプのルーターです。「Wi-Fiルーター」や「無線LANルーター」などと呼び方がいくつかありますが、全て機能は一緒になります。

しかし、現在の無線ルーターはほとんどの場合、有線用の端子も付いているので、ルーターを購入する場合には、無線ルーターを購入する方が圧倒的に多いです。

ここで、無線ルーターのことについて少し説明をします。

無線ルーターの規格

実は、無線ルーターには下記の6つの規格がありそれぞれに特徴があり、通信速度や周波数帯に違いがあります。
無線ルーター 規格 通信速度 周波数帯
11ad(イレブンエーディー) 6.7Gbps 60GHz帯
11ac(イレブンエーシー) 6.9Gbps 5GHz帯
11n(イレブンエヌ) 300Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯
11a(イレブンエー) 54Mbps 5GHz帯
11g(イレブンジー) 54Mbps 2.4GHz帯
11b(イレブンビー) 11Mbps 2.4GHz帯

ここで3種類の周波数帯が出てきますが、そもそも周波数と周波数帯とは何かについて説明します。
「周波数」はHz(ヘルツ)という単位で表され、1秒間の振動数を表しています。例えば、1秒間に100回振動していていれば100Hzです。

そして、「周波数帯」とは、周波数が一定でなく、幅がある場合にその最大と最小の周波数の差のことを言います。例えば、最大周波数が150Hzで最小周波数が100Hzの場合、「周波数帯」は50Hzになります。逆に周波数が100Hzで一定の場合には、「周波数帯」は0Hzになります。

デジタルデータがどのように電波に乗っかって送られているのかを詳細に説明をすると、かなり専門的な知識が必要なので今回は省かせていただきますが、例えるとするならば、「周波数帯」とは「道路の道幅」のイメージです。

もう少しわかりやすく説明するためにデジタルデータを荷物にたとえて説明します。

一台のトラックに詰める荷物は決まっていますので、動画などの非常に大きなデジタルデータを運ぶためには多くのトラックが必要になります。

例えば、あるデータを運ぶために100台のトラックが必要だとします。もし、道幅が1車線しかない場合には、100台のトラックが一列に並んで走らなければいけないため、渋滞になってしまいます。

しかし、もし道幅が100車線あれば横一列に進むことができ、渋滞もなくスムーズに進むことができます。つまり、「周波数帯」が広ければ広いほど、データはスムーズに運ばれます。

しかし、もちろん弱点もあります。周波数帯が高いほど、直進性が高くなります。直進性が高いと壁などの障害物に弱くなります。つまり、道幅が広い分、くねくねした道を作ることができないのです。そのため、高い周波数帯は衛星から地上に電波を送る際に使われます。逆に低い周波数帯は潜水艦などの電波に使用されます。

ちなみに携帯電話の場合には、キャリアによって使用している周波数帯が違います。以前までは、1.5GHz~2.0GHzが使われておりましたが、今現在は700MHz~900MHzの周波数帯をしようしたサービスが主流です。この周波数帯のことを「プラチナバンド」と呼んでいます。「プラチナバンド」という言葉を、聞いたことある人は多いと思いますが、実は周波数帯のことだったんです(バンド=周波数帯)。

このことによって、建物の中や地下などでも携帯の電波が届くようになったり、山岳部でも携帯の電波が届くようになったのです。

では、初めからこの周波数帯を使えばよかったのではないかと思う方も多いかもしれませんが、どの周波数帯を使用できるのかは、国が指定しており、許可なく勝手には使用できません。そして、このプラチナバンドの周波数帯は昔の携帯電話で使っていました。そのためNTTとKDDIはこの周波数帯を使っていました。しかし、iModeなどをきっかけに今後は、携帯電話でも大容量データ通信を行うということでの1.5GHz~2.0GHzの周波数帯も使うようになりました。

NTTは積極的に1.5GHz~2.0GHzの周波数帯を使用することにしましたが、KDDIはデータ通信は1.5GHz~2.0GHzの周波数帯を使い、音声通話にはプラチナバンドを使っていました。そのために、FOMAがスタートした当初は新しい基地局の拡充が間に合わず、トラブルが多発したのです。さらに、携帯電話業界に遅れて参加したSoftBankの場合には、国からプラチナバンドを割り当ててもらうことができなかったために、サービス開始時には、障害物の多い場所や山岳部では電波が弱く、圏外になることが多かったのです。そのために、孫社長は国に対して、プラチナバンドの割り当てを懇願し、iPhone発売の時期にようやくプラチナバンドを割り当ててもらったのです。

しかし、未だに当時の印象を持っている利用者は少なくはなく、SoftBankは電波が弱いというイメージを持っている人が多くいます。

回線速度が落ちたと感じた時の具体的な改善方法

ここまで、様々な話をしてきましたが、この基礎知識があれば、回線速度が落ちた時に改善するための対処法を簡単に理解することができます。

では、具体的に改善の方法を説明します。

有線接続で遅いと感じる場合

有線接続で遅いと感じる場合には、あなたが使用している光ファイバーの世帯共有数が増えたことが要因だと考えられます。または、同じ光ファイバーを共有している別の世帯で大量のデータのやりとりをしていることが考えられます。先ほども説明したようにでも1本の光ファイバーを複数の世帯で共有して使っておりますので、これをコントロールすることはできません。

もし仮に1Gbpsの光回線を20人で共有している場合、1世帯あたりの利用できる回線速度は50Mbpsになりますが、もし32人で共有している場合、1世帯あたりの利用できる回線速度は31Mbpsになります。つまり、共有数は増えれば増えるほど、あなたが使用できる回線速度の割合は減ってしまうのです。

もちろんこれは、単純計算での数値であり、実際は共有している全世帯が同時に接続していることは少ないので、回線速度にはばらつきが出ますが、やはり皆が使う時間帯はどうしても遅くなってしまいます。

これを解消するためには、光回線を変えるか多くの人が使う時間帯を避けて使用するしかありません。


ちなみにでは、実際にはどのくらいの速度が出ているのかを測りたい場合には、無料測定サイトを利用することによって簡単に測定できます。使いやすいサイトを4つご紹介致します。

①RBB SPEED TEST

②SPEEDTEST

③速度jp

④BNRスピードテスト


どうしても測定の環境や測定サイトが使用しているサーバーとの距離や時間帯などによって結果が多少変わりますので、ぜひ複数のサイトで測定をしその平均を調べてみてくだい。

おすすめの光回線はどこ?

では話を戻して、有線接続でも遅いと感じてしまうかたはどのような光回線に切り替えたらいいのかを解説します。

ここで出てくるのが、PON技術です。先ほども少し説明したようにPON技術とは、1本の光ファイバーを複数の世帯で使用できるようにする分岐技術ですが、この違いによって回線速度が変わってきます。

NTTやKDDIが提供している光回線(フレッツ光・au光・コラボ光)などは、「GEPON」という技術を使用しています。最大の特徴は、導入コストが安いことです。

しかし、最大速度は1.25Gbpsになります。

これに対して、他の技術を使っている光回線もあります。それが、NURO光です。

NURO光の場合は国際標準規格の「GPON」という技術を採用しております。この方法は「GEPON」より伝送効率が良いため、同じ光ファイバーを使用していたとしても最大速度が2.48Gbpsと約2倍の速度が出ます。

しかし、もちろんこの「GPON」にも欠点があります。それが導入費用が高いということです。日本で使用されているONUやルーターの多くは「GEPON」の通信規格を使用しています。また、基地局で使用している機器と同じく「GEPON」の通信規格を利用しています。そのため、多くの対応機器が流通している上に、流用等もしやすいので、事業者にとっても利用者にとっても導入費用がとても安く済みます。

それに対して、「GPON」の場合には対応している機器が国内であまり流通していないので、海外から購入する必要があります。現在は国内でも販売されておりますが、数が少ないので、1つ1つの機器が高額であり、事業者にとっても利用者にとっても導入をするためには費用負担が大きいです。また、速度が速い分、ネットワークの設計が複雑で開発コストが高いため、導入するまでに時間とお金がかかるので事業者にとっては非常にリスクの高い通信技術と言えます。

しかし、様々なキャンペーンを行なっておりますので、それらのキャンペーンを活用すること利用者側の導入費用を安く抑えることは可能です。キャンペーンの内容は時期によって変わりますので、公式ホームページをご確認ください。


さらに、今年の10月からはNURO光でも10ギガや6ギガのプランがスタートします。

こちらでは、さらに進んだXG-PONという技術を利用しています。

このXG-PONと同じような技術をNTTも開発しておりましたが、最終的に運用はされることはありませんでした。

このXG-PONという技術は、導入しようと思ってもすぐに導入できるような技術ではなく、導入のためには年単位の準備時間が必要になります。つまりNURO光の場合は、数年前から光回線が2Gbpsでは足りなくなる時代が来ると予測し、先行投資をし、準備を進めてきたからこそ、この技術を使えるのです。
すでに大幅な遅れをとっているNTTはこれから、準備を進めていく必要があるので、NURO光に追いつくためには、まだまだ時間がかります。

なので、もし有線接続しているのにも関わらず遅いと感じる方は是非、NURO光への切り替えを検討してみてください。


無線接続で遅いと感じる場合

次に無線接続で遅いと感じる場合について説明します。無線ルーターの場合には、いくつかの改善法がありますので、順にご紹介します。

・Wi-Fiルーターの周波数帯を変えてみる
Wi-Fiルーターには実は下記の2種類の周波数帯あります。

①2.4GHz帯
②5GHz帯

先ほども説明したように周波数帯によって特徴が変わります。

2.4GHz帯の特徴

最大の特徴は壁や床などの障害物に強く、遠くまで電波を飛ばすことができます。また、屋内だけでなく、屋外でも利用することができます。しかし、この周波数帯は他にも多くの電子機器が使用しているためにお互いに干渉しあってしまい、接続が安定しないという欠点もあります。
ちなみに電子レンジも同じ周波数帯を使用しておりますので、電子レンジを使用しているとお互いに干渉してしまい、回線速度が一気に落ちたり、接続が切断してしまうことがあります。

5Ghz帯の特徴

最大の特徴は高速通信が可能であるということです。また、ルーター以外ではこの周波数帯は使われていませんので、ほかの電子機器と干渉することが少ないので、安定した通信が可能です。しかし、障害物(壁や床)に弱く、通信距離が遠くなればなるほど電波が弱くなります。また、屋外で使用することはできません。さらに、一部の旧世代の電子機器は5GHz帯に対応していないので、使用できない場合があります。

この特徴を考え、利用している環境によって、周波数帯を切り替えることで回線速度を改善することができます。それ以外にも、無線ルーターを設置する位置を変えてみたり、利用している電子機器の間の障害物を減らすことによっても、改善することもあります。

私も、普段は5GHz帯をメインに使用していますが、その際には、部屋のドアを開けたりするなどして障害物を可能な限り減らしています。それだけでも回線速度は改善しますので、是非試してみてください。

また、どうしても無線ルーターとインターネットを利用したい部屋の距離が遠い場合には、「中継器」を使ってみてください。中継器とは、名前の通り、親機の無線ルーターから飛ばされた電波を受け取り、それをまた飛ばす役割を持っています。この中継器を挟むことによって、距離的に離れている場所でもある一定の回線速度を維持することができるようになります。

・無線ルーターを変えてみる
先ほども説明をしたように6種類の規格があります。その企画によって、回線速度や周波数帯が変わります。

お気付きの人もいるかもしれませんが、上記の無線ルーターの規格の表の中には、3種類の周波数帯があるにもかかわらず、前項の「Wi-Fiルーターの周波数帯を変えてみる」では2種類の周波数帯の話しかしていません。なぜならば「11ad規格」のルーターは桁違いに高いからです。「11ad規格」のルーターの価格は5~10万円ぐらいが今の相場です。もちろん、5~10万円だしてでも早いほうがいいという方は、「11ad規格」のルーターを購入することで回線速度を改善することも可能ですが、あまり現実的ではありません。なぜならば、「11ad規格」のルーターの周波数帯は60GHz帯なので、さらに障害物に対して弱いです。そのため、たとえ「11ad規格」のルーターを購入しても使う場所によってはほかの規格のルーターと同程度の速度しか出ない場合もあります。

そのため、オススメするのは「11ac規格」のルーターです。「11ac規格」のルーターであれば、リーズナブルな値段で十分な回線速度を確保できます。

この「11ac規格」のルーターの最大回線速度には、433Mbps、867Mbps、1,300Mbps、1,733Mbps、2,167Mbpsの5種類があり、この中で一般的な速度は867Mbpsです。

最大回線速度867Mbpsの「11ac規格」のルーターならば5000円程度で購入することが可能です。もちろん家が広い場合などには、より最大回線速度の速いタイプを購入しても良いと思います。しかし、もちろんその分価格は10000円ぐらいと少し高くなります。


それでも改善しない場合

上記の2つの方法を試しても回線速度が改善しない場合には、有線接続での改善方法と同じように光回線自体を変える必要があります。

実際多くの場合は元になる回線速度が遅いことが要因となっています。
なので、しっかりと速度の出る光回線に切り替えることが重要です。

現在は、HuluやNetfilxなどの流行によりスマートフォンなどで動画を見るのが普通になってきましたので、今までの1Gbpsの回線速度では足りないのが実情です。

なぜなら、光回線のサービスがスタートした当時は、まだまだ利用者も少なく、1本の光ファイバーの利用率は低かったですが、コラボ光などの光回線サービスの爆発的な普及により、多くのエリアでは光ファイバーの利用率は100%(上限の32世帯で共有している状態)になっています。なので、光回線で1Gbpsの回線速度が出ると言われていても、実測値は31Mbps程度しか出ないのです。

では、今よくTVCMでやっている回線速度10Gbpsを使えばいいのかというかというとそういうわけでもないのです。なぜならば、回線速度10Gbpsのサービスは対象エリアが非常に狭いうえに月額料金も高いですし、そもそもほとんどの電子機器はこの速度に対応していません。

例えば、iPhone8やiPhoneXなどの最新機種でも通信速度は最大187.5Mbpsです。つまり、光回線がどれだけ早くっても187.5Mbps以上にはならないということです。

そこで皆さんにオススメしたいのがやはり「NURO光」です

なぜNURO光が良いのか?

先ほど、有線接続の改善速度でも少しおすすめの理由を説明しましたが、私が最もオススメしたい理由は利用料金に対しての速さが圧倒的に速いからです。

つまりバランスがとても良い光回線と言えるのです。

その最大の理由は、NURO光が「ダークファイバー」という特殊な回線を利用しているからです。
この「ダークファイバー」とは何かというと、NTTが使用していない光ファイバーのことなのです。

先ほども述べたようにNTTが提供している光ファイバーは利用者数は圧倒的に多いです。しかし、NURO光の場合には、フレッツ光やコラボ光と全く同じ質の光ファイバーをNURO光の利用者のみで使用しているので回線利用率が全く違います。

例えば1Gbpsの回線を32世帯で共有した場合には、1世帯当たり31Mbpsしか出ません。それに比べ回線利用率が低い(20世帯で共有していると仮定する)NURO光の場合には、2Gbpsを20世帯で共有している場合は、1世帯当たり100Mbpsもあるため、フレッツ光やコラボ光よりも約3倍早いことになります。

それなのに月額料金はほとんど差がありません。

だからこそオススメの光回線なのです。



まとめ

最後までお読みいただきまことにありがとうございます。

今までの内容をまとめると以下の4つの順番で回線速度を改善してみてください。

①無線ルーターの周波数帯や設置場所を変更してみてください。またその際に障害物は可能な限り無くしてみてください。

②より高性能な無線ルーターを購入してみたください。その際には「11ac規格」のルーター(最大回線速度867Mbps)を購入しましょう。

③それでも変わらない場合には、NURO光への乗り換えを検討してみてください。

④残念ながらNURO光がエリア外の方は、より性能の高い無線ルーターの購入を試してみてください。その場合には、「11ac規格」のルーター(最大回線速度2,167Mbps)が良いと思いますが、思い切って「11ad規格」のルーターを購入して見るのも良いかもしれません。

少しで皆様のお役に立てたのであれば幸いです。