ソフトバンクの孫正義社長とイー・アクセスの千本倖生会長は1日、都内で記者会見し、ソフトバンクが株式交換方式でイー・アクセスを来年2月末までに完全子会社として買収する、と発表した。両社をあわせた契約件数は3491万件で、業界2位で3589万件弱のKDDI(au)に迫る。

 両社は同日、株式交換契約を締結、年内に完全子会社化を目指す。株式取得額は1802億円。

 子会社化したイー・アクセスは当面、自社ブランド「イーモバイル」などでサービスを継続。両社は携帯電話通信網を相互利用する。また、設備投資やネットワーク品質向上、顧客基盤、営業活動などで「3600億円のシナジー(相乗)効果」(孫社長)を期待している。

 イー・モバイルは大手3社より利用者数は少ないが、LTEのインフラ建設で先行している。ソフトバンクは今回の買収でこの通信設備を狙っており、買収後は即戦力として、イー・モバイルのLTE通信網を活用する。

 イー・アクセスは、持ち株会社ソフトバンクの100%子会社になる。イー・モバイルの各種サービスは継続する。